縄文土器にあいつの痕跡。日本人とは長い付き合いのゴキブリについて
縄文土器からゴキブリの卵の後が見つかりました。
この縄文土器は約4300年前と約4千年前のものと推定されています。
日本人はこんなに昔からあのゴキブリと共存していたんですね。
そんな昔から一緒にいるゴキブリとは一体何者なのでしょうか?
◆生きる化石?
ゴキブリはなんと2億5千万年前には存在していたといわれる最古の有翅昆虫だそうです。
2億5千万年前とはすごい生命力です。
◆ゴキブリの種類
日本には主に3種類のゴキブリがいます。
- クロゴキブリ
- ヤマトゴキブリ
- ワモンゴキブリ
- チャバネゴキブリ
◆ゴキブリの生態
- 集団で群居し、夜行性。
- 暗くて暖かく、狭い場所を好む。
- 湿気の多いところに住む。
- 大変な雑食性。食べかす、壁紙や本の表紙、仲間の糞などあらゆるものを食べる。
- 繁殖力が非常に高い。
- 壁に沿って走る。
この生態を見ただけでも鳥肌が立ちます。
◆ゴキブリの害
- 病原菌の運搬(サルモネラ菌、赤痢菌、小児麻痺ウィルス)
- 糞、死骸などがアレルゲンになる
- 見た目、突然の出没、不潔さなどによる不快感
- 食品を食べ、書籍を汚す。電気系統の障害(ショート)を引き起こす
ゴキブリはただ気持ち悪いだけではなくて、明確な害もあるんですね。
今回の記事はゴキブリ退治で有名なアース製薬のホームページを参考に作成しました。
ぜひゴキブリのほか害虫について学んでみてください。