ANAも導入。エアバス「A380」
ANAが導入することで話題になっている「A380」。
一体どんな機体なのでしょうか?
◆概要
総2階建てのA380ファミリーは4クラス制の客室に544席を装備します。全席エコノミー・クラスの場合、最大で853席を装備します。航続距離は最大8,200海里/15,200キロ。2007年10月に商業運航を開始し、現在、成田国際空港を含む世界中の空港で運航されています。
低コストでより大きな利益を生み出すことのできるA380は、持続可能な成長を実現するための重要な要素を備えています。また、便数を増やすことなく、より低いコストでより多くの乗客を運ぶことによって輸送量の多い空港での混雑を軽減することができます。
A380は座席あたりの燃料消費が最も低く、CO2排出量の点においても環境への影響を大幅に削減します。革新的な客室を持ち、静かで比類ない快適性を備え、座席当たりの燃料消費と費用が大型機の中で最も低く、最新の業界基準を満たす最先端の技術を取り入れました。運航性能に優れ、乗客の人気も高いA380は多くの利益を生み出し、その結果、平均ロードファクターを向上させることができます。
◆快適な空の旅
A380は競合機よりも約50%広い床面積を持ち、どのクラスの乗客にも比類ない快適性を約束します。総2階建ての客室は1階席の幅が6.58メートル、2階席の幅が5.92メートル。広々としたスペースのおかげで座席や通路に余裕を持たせ、まったく新しい空の旅を提供します。また、天井高も十分確保されているため、手荷物棚の収容量も増え、乗客の頭上空間や2階席への階段にも余裕をもたらしています。
◆飛行機にシャワールーム!?
ファーストクラスのプライベート・スイートにシャワースパから、ビジネスクラスのフラット・ベッド・シート、エコノミークラスのゆったりとしたスペースとカスタムメイドの照明、機内全体でご利用いただけるWi-Fiサービスまで、エミレーツA380では自家用ジェット機のようなサービスをご用意しております。
エミレーツ航空のA380にはファーストクラスにシャワースパが設置されています。
その他、ラウンジスペースや免税店やホテルのような設備を設置している航空会社もあります。
これほどの豪華設備を設置できるのもA380の大きさが可能にするものではないでしょうか。
今後ANAが導入を予定していますがどのような設備が設置されのか楽しみです。
エアバスA380まるごと解説 ジャンボジェットを超えるオール2階建て巨人機の開発から就航まで (サイエンス・アイ新書)
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