ジカ熱と小頭症の関連が濃厚に

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ジカ熱と小頭症の関連が濃厚となってきました。

ジカ熱対応チームのトップを務めるエイルワード氏は19日、妊婦の感染と新生児の小頭症との関連について、ますます疑いが濃厚になっているとの見解を示しました。

これらの関連性の確認には4~6ヶ月かかる見通しです。

◆小頭症とは

頭蓋骨の縫合が早期に完成するために頭が極端に小さいものと,脳の発育が悪いために脳体積が小さく,頭蓋腔の容積も拡大しないものの二つがある。知能の発達遅滞が顕著である。前者は頭蓋骨癒合症の治療に準じるが,後者には有効な治療法がないことが多い。

 ウイルスの影響は、新生児の羊水で見られた。これは、ジカ熱が先天的欠損症に関連があったという保健当局の懸念を裏付けるものだった。研究グループは、小頭症の新生児が2010年と比べて、2015年に20倍に増加していると報告した。特に2015年10月以降、症例数が急増。ブラジル26州中14州で、計7人の死亡例を含め1248件の小頭症の症例が報告された。

「ジカ熱」について知っておくべきこと。赤ちゃんの「小頭症」が急増