最新がん治療「ホウ素中性子捕捉療法」が臨床試験期間入り
臨床試験期間入り 最先端がん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」 南東北BNCT研究センター
郡山市の総合南東北病院敷地内にある南東北BNCT研究センターで、運営母体の脳神経疾患研究所などが取り組む最先端のがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)が臨床試験期間に入った。同研究所の渡辺一夫理事長が25日に記者会見して今後の取り組みなどを説明する。厚生労働省の医療機器認定を受け、一般医療機関では世界初となる治療開始を平成30年度に目指す。
最先端のがん治療法「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)が臨床試験期間に入ったそうです。
◆ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)とは
原子炉等から発生する中性子とそれに増感効果のあるほう素との反応を利用して、正常細胞にあまり損傷を与えず、腫瘍細胞のみを選択的に破壊する治療法です。現在は臨床研究の段階です。がん細胞と正常細胞が混在している悪性度の高い脳腫瘍をはじめとするがんに特に効果的で生活の質(QOL)に優れています。