新型出生前診断の対象拡大要望を取り下げ

mainichi.jp

妊婦の血液から胎児の染色体異常を高精度で判定する新型出生前診断(NIPT)で、臨床研究を実施する研究者らが参加する団体「NIPTコンソーシアム」は24日、検査対象をダウン症など現在の三つの病気にとどめ、他の病気に広げない方針を明らかにした。

 こういった要望が取り下げられるというニュースを聞くことは、私自身あまりありませんでした。

出生前診断は、非常に倫理上も難しい問題です。

今回取り下げとなった理由は、必ずしも重くない病気も選別対象になることに疑問の声があったためだそうです。

出生前診断は形はどうあれ、命に関わる問題です。

検査対象の拡大も慎重に検討しなくてはいけません。

 

出生前診断 出産ジャーナリストが見つめた現状と未来 (朝日新書)

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