季節性インフルエンザ予防を目指す植物由来VLPワクチンのP3試験を開始

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田辺三菱製薬株式会社は、季節性インフルエンザの予防をめざした植物由来VLPワクチンについて、子会社のカナダ・メディカゴ社が第3相臨床試験を開始したことを発表した。

メディカゴ社は、植物由来のVLP製造技術を用いた新規ワクチンの研究開発で先端を走るバイオ医薬品会社。植物の細胞内にVLPを生成させ、効率的に抽出・精製する独自技術を有している。VLPは、ウイルスと同様の外部構造をもち、ワクチンとしての高い免疫獲得効果(有効性)が期待されている。