ホットバルーンに冷凍カテーテルアブレーション。最新の不整脈治療
3月8日の「みんなの家庭の医学」でホットバルーンによるアブレーションが紹介されていました。
アブレーションとは、心臓の拍動リズムに異常を来して脈拍数が多くなる、「頻脈性不整脈(ひんみゃくせいふせいみゃく)」という病気に対し行われる治療法です。足の付け根などの太い血管からカテーテルを入れて、心臓内部の不整脈の原因となっている部分を小さく高周波電流で焼き切ります。手術が成功すれば不整脈の根本的な治療をすることができます。*1
ホットバルーンはこのアブレーション治療に使用されるカテーテルの一種です。
ホットバルーンの詳細はこちらを御覧ください。
ホットバルーンは高周波で温度を上げて細胞を焼く治療ですが、逆に冷却する治療も存在します。
冷却するものは冷凍アブレーションカテーテルという機器を使用します。
詳しくはこちらを参考にしてみてください。
※動画は冷凍アブレーションのイメージ動画です。
ホットバルーンも冷凍アブレーションも2015年に厚生労働省から承認を得たばかりの最新の治療法です。今はこの治療ができる病院は多くはありませんが、今後増えてくることが期待されます。